角悠介「呪文の言語学:ルーマニアの魔女に耳をすませて」
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出版社 作品社
呪文もことばである。
ルーマニアには古い魔女文化がいまも残っているとされている。東欧在住20年の言語学者が、魔女大国とも呼ばれるこの地の民間伝承や実体験をひもとき、「呪文の正体」に迫る。不思議でちょっと怖い呪文の世界をめぐる、新しい言語学エッセイ。
〈ちちんぷいぷい〉〈アブラカダブラ〉〈ビビディ・バビディ・ブー〉……この世はさまざまな「呪文」で溢れている。言語学者が「呪文という聖域」に踏み込み、先行研究を参照しながら、ことばと呪文の関係を多角的に考察する。
▪️目次
まえがき
1 魔女
2 魔術
3 呪文
言語学者から魔女へのインタビュー 山田エリーザ
あとがき
注/参考文献/図版出典
角 悠介:1983年東京生まれ。言語学博士。ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学日本文化センター所長。神戸市外国語大学客員研究員ほか。ロマニ語を中心としたフィールドワーク研究に従事。著書に『ロマニ・コード』(夜間飛行、2022年)、『ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語』(白水社、2021年)など。
発売日:2025/8/5
判型:単行本(ソフトカバー)
ページ数:256ページ
ISBN-10:4867931047
ISBN-13:978-4867931042
サイズ:13.3 x 1.8 x 19 cm
角悠介「呪文の言語学:ルーマニアの魔女に耳をすませて」



