角悠介
「呪文の言語学:ルーマニアの魔女に耳をすませて」

出版元 : 作品社
定価 ¥2,640

呪文も、ことばである。 魔女大国ルーマニアからひらく、呪文と言語の世界


〈ちちんぷいぷい〉〈アブラカダブラ〉〈ビビディ・バビディ・ブー〉――。
私たちのまわりには、数えきれないほどの「呪文」があふれている。

ルーマニアには、いまも古い魔女文化が息づいている。
東欧在住20年の言語学者が、魔女大国と呼ばれるこの地の民間伝承や 実体験を手がかりに、「呪文の正体」へと踏み込んでいく。

呪文はなぜ効くと信じられてきたのか。
呪文と日常言語のあいだに、どのような境界があるのか。
先行研究を参照しながら、言語学の視点で 「呪文という聖域」を多角的に照らし出す、新しい言語学エッセイ。

角 悠介: 1983年東京生まれ。言語学博士。 ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学日本文化センター所長。 ロマニ語を中心としたフィールドワーク研究に従事。 著書に『ロマニ・コード』『ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語』など。

書誌情報
発売日:2025年8月5日
判型:単行本(ソフトカバー)
ページ数:256ページ
サイズ:約 19 × 13.3 × 1.8 cm