武田砂鉄
「『いきり』の構造」

出版元 : 朝日新聞出版
定価 ¥1,870

どうしてあんなに、自信満々なのか――。
「いきり」が支配する社会を、言葉で解剖する


「迷惑をかけてはいけない」と刷り込まれた社会で、
なぜ一部の人間だけが、あれほど居丈高になれるのか。

「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってない」「切り取りだろ」――。
従順か、いきりか。その二択を迫られる空気の中で、 私たちはいつの間にか、深く息をすることを忘れている。

本書は、「社会」「個人としての〈私〉」「日本人論」という 三つの視点を往復しながら、 いきりが生まれ、幅を利かせ、暴走していく構造を捉え直す。

批判のための批判ではない。 疲弊した社会で、自分の足場を取り戻すための一冊である。

武田砂鉄: 1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりフリーライター。 『紋切型社会』(第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)など著書多数。 新聞・週刊誌・文芸誌・ファッション誌への寄稿に加え、 ラジオ番組のパーソナリティとしても活動している。

書誌情報
発売日:2025年9月5日
仕様:単行本(ソフトカバー)
ページ数:260ページ
サイズ:約 18.8 × 12.8 × 1.7 cm