有吉佐和子「非色」
定価
¥990
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出版社 河出書房新社
「違い」を生きるということ。
戦後日本から、ニューヨークへ
戦後の日本で、黒人兵士と出会い結婚した日本人女性・笑子。
物語はやがて舞台をアメリカへ移し、彼女はニューヨークの街で、
人種差別、偏見、そして「外から見られる自分」と向き合うことになる。
日本にいたときには意識しなかった「色」が、
ニューヨークでは否応なく可視化される。
本作は、異文化の中で生きる個人の感情と現実を通して、
差別が社会構造として存在することを静かに描き出す。
有吉佐和子:
1931年和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。
1956年『地唄』で芥川賞候補となり文壇デビュー。
『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』などを発表し、
文学と社会を横断する作品を遺した。1984年没。
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