アウトローな彼・彼女へ。施設でも『自分』を失わない服選び

留置場や拘置所。そこは、あらゆる自由が制限され、個人の色が消されていく場所です。
しかし、そんな場所だからこそ、身にまとう「服の質」が、外の世界との繋がりや自尊心を守る最後の砦になります。

「どうせ中で着るものだから、安物でいい」。そんな考えは、JAILBIRD BOOKSにはありません。
面会のガラス越しに見える姿が、ビッとしていること。それが本人にとっての「心の安定」になり、待っている家族や友人にとっての「安心」になるからです。

JAILBIRD BOOKSが「既製品」を選択する理由

私たちが届けるのは、オリジナルのブランド品ではありません。世界中で愛され、そのタフさが証明されている「本物の既製品」です。

なぜオリジナルを作らないのか。それは、一時の流行りや作り手のこだわりが先行した意匠よりも、「過酷な現場で、誰が、何度洗っても、常に同じクオリティを維持できること」が、隔離された場所では何よりの価値になるからです。

数多くの衣類を実際に試し、比較し、振り落とした結果、手元に残った「確かなもの」だけをセレクトしています。ブランド名が重要なのではありません。そのブランドが積み上げてきた「信頼」というスペックを、私たちは選んでいます。

SELECTION LOG / 現場の選別ログ

「ロゴの大きさ」という死活問題
多くの施設では、過度に大きなブランドロゴや装飾は、他の収容者とのトラブル防止や「管理上の理由」で差し入れ不可となるケースがあります。JAILBIRD BOOKSのセレクトは、無地でありながらも質でその存在感を証明。検察や職員のチェックをパスし、かつ本人のプライドを守る。その「ギリギリのライン」をデータから導き出しています。

現場のリアルから生まれた、
3つのセレクト基準

「紐抜き」前提の、強靭なウエストゴム

スウェットパンツを差し入れる際、最大の壁は「紐」です。自傷防止のために紐を抜かなければ差し入れできない施設が大半ですが、並のパンツは紐を抜いた途端にだらしなくずり落ちます。ずり落ちるパンツを気にしながら過ごすのは、精神的なストレス以外の何物でもありません。

JAILBIRD BOOKSが選ぶスウェットは、紐を抜いても全く問題ないほどゴムがしっかりとしたモデルを厳選。動いても、座っても、スタイルが崩れない。その強さが、プライドを支えます。私たちは「紐を抜いた状態の着用感」を一点一点テストしています。

JAILBIRDセレクト ヘビーウェイトスウェット

辿り着いた「Hanes」という、蒸れない正解

24時間、空調の効きが不十分なこともある限られたスペース。肌着の不快感は最大の敵です。夏場は蒸れ、冬場は冷える。そんな環境で多くのブランドを試した結果、行き着いたのはやはりHanes(ヘインズ)でした。

圧倒的な通気性と、肌に馴染む快適さ。そして、何度洗ってもへたれない耐久性。特に、毎日洗濯ができない場合もある施設内において、清潔感を維持しやすい素材感は、現場のスタンダードとして君臨しています。JAILBIRD BOOKSは、数あるHanesのラインナップから、最も「現場向き」なモデルをチョイスしています。

JAILBIRDセレクト Hanes

USAコットン100%が作る、アメリカの囚人のようなタフさ

私たちがイメージしているのは、映画やMVで見る「アメリカの囚人」のスタイルです。選考したのは、肉厚なUSAコットン100%のTシャツ。ザラッとしたタフな質感は, 型崩れを知りません。

面会の時、肩のラインが「ビッと」して見えること。首元がヨレていないこと。そのたくましい立ち姿が、言葉以上に「俺は大丈夫だ」というメッセージを, ガラス越しの家族や友人へ伝えます。ペラペラの安物では、この「安心」は作れないのです。

JAILBIRDセレクト USAコットンTシャツ

施設内で「フレックス」:
その一着が、
立ち位置を決める

シャバ(外)でも中(施設)でも、「何を着ているか」は、その人物が「何者であるか」を無言で語ります。自由が制限された壁の内側では、ちょっとした「質の差」が、外にいる仲間との絆の深さや、本人のバックボーンを証明するフレックス(Flex)になります。

「ヨレない」、無言のプレッシャー

着古された施設支給の服や、数回の洗濯ですぐに首元がヨレ、形が崩れる薄いTシャツ。その中で、頑丈なUSAコットン100%の肉厚なTシャツをビッと着こなしていること。それは、「外には、俺に確かなものを送り続けてくれるダチや家族がいる」という無言の証明です。その「ビッとした」佇まいが、周囲からのリスペクトを生みます。

例えるなら、「砂漠の中で、一人だけピカピカのブーツを履いているような存在感」。自分を捨てていないというプライドが、中でのナメられない立ち振る舞いを作ります。

「選ぶ」という、
JAILBIRD BOOKSの責任

※注意:一般のECサイトでの購入は推奨しません
一般のサイトで注文し、直接施設に送った場合、「紐がついている」「ファスナーがある」「色が不適切」といった理由で受取拒否され、手元に返ってきてしまうケースが多発しています。JAILBIRD BOOKSは、発送前にすべての「受取拒否の要因」を排除しています。
チェック項目 JAILBIRDの対応 一般的な服(NG事例)
ウエスト部分 強靭なゴムをセレクト 紐がないと脱げてしまう
金具・装飾 一切なし。完全セーフ ファスナーやリベットで拒否
生地の厚み ヘビーウェイト(透けない) 薄手でだらしなく見える
検品 施設基準でのトリプルチェック 検閲に引っかかり返送される

私たちが運営する差し入れサービスは、施設の厳しいルールを熟知し、「これなら確実に届き、かつ現場で最高に機能する」と判断したものだけをパッケージングしています。JAILBIRD BOOKSがセレクトした一着は、単なる服ではありません。それは、離れていても変わらない「質」と「カルチャー」を共有するための、一通の手紙のようなものです。

現場で戦う彼・彼女のために、
間違いのない「正装」を。

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