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岩波書店

佐藤優「獄中記」

佐藤優「獄中記」

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512日間の勾留の中で、
思索はどう結び直されたのか


微罪容疑で逮捕され、接見禁止のまま512日間に及ぶ勾留生活を送った元外交官・佐藤優。
拘置所という閉ざされた空間の中で、彼はいかなる思索を紡いでいたのか。

本書は、獄中で書き続けられた62冊におよぶノートと、
弁護士や関係者に宛てた手紙をもとに構成された記録である。
そこでは、日々の生活の細部とともに、国家、官僚制、信仰、正義、
そして「公務員としていかに生きるべきか」という根源的な問いが、
日記風に率直に綴られていく。

文庫版では、新たに80ページに及ぶ書き下ろし「文庫版あとがき」を収録。
国策捜査、官僚の倫理、検察権力のあり方など、
出獄後の視点から改めて国家の暴力性と向き合う思索が加えられている。

佐藤優:1960年生まれ。元外務省主任分析官。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館勤務を経て外務省本省国際情報局に所属。2002年、背任および偽計業務妨害容疑で逮捕され長期勾留を経験。著書に『国家の罠』『自壊する帝国』ほか多数。

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書誌情報
発売日:2009年4月16日
仕様:文庫
ページ数:614ページ

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