フランツ・カフカ「変身」
定価
¥550
近日入荷予定
出版社 KADOKAWA
ある朝目覚めると、
巨大な虫になっていた。
外回りの営業マンとして家族の暮らしを支えてきたグレゴール・ザムザは、ある朝、ベッドの中で自分が一匹の巨大な虫に変わっていることに気づく。なぜそうなったのかは、最後まで語られない。働けなくなった息子を前に、家族は少しずつ変わっていく――。
100年以上読み継がれてきた不条理文学の古典を、カフカ研究者による新訳で。働けなくなった人間を、家族や社会はどう扱うのか。その問いは今読んでもまったく古びていない。カフカの家族や仕事、執筆の背景をたどる訳者解説も収録。176ページと薄く、テンポのいい訳文で一気に読める。
フランツ・カフカ:1883年プラハ生まれ。大学で法学を学んだのち、労働者災害保険局に勤めながら小説を書いた。『判決』『変身』『断食芸人』など生前の発表作のほか、未完の長編『審判』『城』を遺す。1924年、結核のため死去。
川島隆(訳):ドイツ文学者。京都大学で近現代ドイツ文学を研究する。
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