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講談社

細田昌志「格闘技が紅白に勝った日〜2003年大晦日興行戦争の記録」

細田昌志「格闘技が紅白に勝った日〜2003年大晦日興行戦争の記録」

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格闘技が国民的番組を超えた夜。
2003年大晦日、テレビ史が動いた


2003年12月31日、大晦日のゴールデンタイムに、NHK『紅白歌合戦』を抑え、格闘技中継が視聴率で勝利するという前代未聞の出来事が起きた。本書は、その一夜に起きた出来事と、そこへ至るまでの熾烈な舞台裏を記録したノンフィクションである。

TBS、日本テレビ、フジテレビの三大局が、それぞれ格闘技イベントをぶつけ合った2003年の大晦日。『K-1 PREMIUM Dynamite!!』『PRIDE男祭り』『INOKI BOM-BA-YE』という三つの興行が同時進行し、視聴率、選手、資金、放映権をめぐる“興行戦争”が展開された。

象徴的だったのは、曙太郎とボブ・サップによる一戦である。この試合が放送された瞬間、紅白を上回る数字を叩き出し、日本のテレビ史とスポーツ史に強烈な爪痕を残した。

だが、その成功の裏側では、団体間の対立、選手の引き抜き、巨額のギャラ交渉、テレビ局と興行の歪な関係といった、過酷な現実が存在していた。本書は関係者への丹念な取材をもとに、熱狂と狂騒の時代を立体的に描き出す。

一過性のブームで終わった格闘技黄金期。その頂点と転換点を記録した本書は、スポーツ、メディア、そして日本社会を考えるための重要な証言である。

細田昌志:1971年岡山市生まれ、鳥取市育ち。鳥取城北高校卒業後、中華料理店勤務、代行業、代筆業、結婚式の司会、リングアナウンサーなど職を転々としたのち、CS放送「サムライTV」の格闘技情報番組キャスターに就任。放送作家を経て作家となり、『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝』で第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞、『力道山未亡人』で第30回小学館ノンフィクション大賞を受賞。

試し読みはこちら(講談社公式)

書誌情報
発売日:2024年12月19日
仕様:単行本(ハードカバー)
ページ数:432ページ
サイズ:約 19.5 × 13.5 × 3 cm

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